受賞作品

〈最優秀賞〉

【まきまき昆布スティック】株式会社 三和印刷瀬尾 邦靖

テーマ ｢女性に支持されるデザイン｣　
コンセプト１：｢女性が思わず買いたくなるパッケージ｣　既存の昆布商品は、手書き風の書体や、スタイリッシュな書体のどちらかが多いと感じています。そこで弊社は、もっと女性目線で考え、丸みを帯びた書体をベースに、柔らかさや優しさをイメージさせる色味を使用。昆布の｢まきまき感｣をイメージさせるよう、商品名をくるんと丸ませて、親しみやすさを出しました。さらに、まきまき昆布をキャラクター化し、キャッチーさを加えました。
コンセプト２：｢手に取りやすい大きさ｣　ここ数年、急激に売り上げを伸ばしているグミのパッケージを参考に、女性(主にOLや学生)の手に収まるサイズ感にしました。このサイズ感は小さなバッグにも収まり、自立するのでデスク横にも収まりやすくなっています。

【北海道かぼちゃカンパン】株式会社 アリエル瀬尾 信雄

テーマ ひづめみか～るデザインで新規顧客を獲得
コンセプト1：思わず手に取りたくなるキャッチーなデザイン　思わず｢可愛い!｣と手に取りたくなるよう、パッケージそのものをかぼちゃのキャラクターに見立て、キャッチーさを演出。さらに立体にすることで、かぼちゃ感を強くアピールします。
コンセプト2：パケ買い・インスタ映えを狙ったデザイン　かぼちゃやクマのキャラクターを取り入れ、可愛さを全面に。レトロ感も演出し、どこか懐かしさや温かみのあるデザインに。話題性のある商品は｢インスタ｣や｢ブログ｣で発信されやすく、そうした広がりを生む可能性が大きいと考えています。
コンセプト3：お土産にも最適!話題性バツグンのデザイン　
内容量を100gとし、お土産にもちょうどいいサイズに。北海道感も印象付けているため、北海道物産展や道の駅、空港のお土産コーナーでも目を惹くことができます。

【発泡スチロール箱のスリーブ】佐賀 吉憲株式会社 ガーデン

一流の料理人であれば、よい食材を見たら、腕が鳴り、ソワソワとした気持ちになるのではないでしょうか。デザインのコンセプトとしては、外箱を見ただけで料理人がソワソワし、気持ちが高ぶるような雰囲気を作ろうと思いました。威風堂々たる見た目、最高の食材を用意しようという魚屋の誇りが、魚と対峙する前から料理人のモチベーションを刺激します。商品は洋食に使われたり、海外に発送することもあるということなので、日本語だけでなくローマ字表記も使い、海産物＝筆文字＝和食・・・のようなありきたりなイメージは避けました。資材としてはラベルシールとビニールテープなので、サイズ違いの発泡スチロールにも流用可能と思います。※印刷インキの色は、銅色に近い金をイメージしています。